土木防水工事

過酷な条件に耐える、優れた防水技術

防水の分野では、これまで熱アスファルト防水を主流として、さまざまな素材が用いられてきました。
その大部分は土木用に開発されたものではなく、建築用の延長として取り扱われてきたものです。
近年、土木構造物の多様化、大型化に伴う技術の進歩はめざましいものがあり、防水もこの環境に対応出来るよう、さらに高度な条件が求められています。それは防水性能や、耐久性に加えて施工の簡便性、確実性、安全性や経済性等です。
現在、使われている素材とその特徴、どのように用いられているかご紹介します。

シート工

ゴムアスファルト系

ゴムアスファルト系

合成繊維を基本としたゴムアスファルトを被覆した材料。常温で施工でき、土木防水の分野で多くの実績を重ねています。


化学接着性防水シート(エバブリッド)

化学接着性防水シート(エバブリッド)

特殊EVA樹脂がコンクリートとイオン力で結合することで、コンクリートと強固に接着し、水の横走を阻止、また 耐破壊性に優れたシートです。



塗膜工

ウレタン系

ウレタン系

ウレタン樹脂等をコテ等で塗布する工法です。


ゴムアスファルト系

ゴムアスファルト系

ゴムアスファルト系材料をコテ等で塗布する工法です。



吹付工

ウレタン系

ウレタン系

専用スプレーマシンにて吹付ける超速硬化型ウレタン(SQS)を躯体に吹付ける工法で信頼性の高い効果を発揮します。


ゴムアスファルト系

ゴムアスファルト系

ゴムアスファルト系材料を専用マシンで躯体に吹付ける工法で下地が多少湿潤でもエマルションの特性から付着する効果を発揮します。