ジェットシール工法

ジェットシール工法 -高圧噴射止水注入工法-

ジェットシール工法とは、地下構造物と地山との境界に止水材を噴射注入して不透水膜を形成する止水注入工法です。地下構造物や地下トンネルにおける躯体の打継ぎ部、クラック発生部、セグメント継ぎ手部などからの漏水に対して効果的に止水注入を行うことができます。

ジェットシール工法

特長

優れた止水効果
ノズルから急硬性の止水材を噴射させながら、同時に回転させることにより、構築背面に平面的な不透水膜が形成され、優れた止水効果が期待できます。
施工箇所に集中し、効率的な作業が可能
ノズルを一定方向に定めることにより、空洞や弛んだ部分への集中的な注入も可能です。
注入孔は小径で構築への影響も少ない
ウレタン系止水材やその他の急硬性注入材をそのまま使用できます。
注入孔は通常φ12mmと小径であるため、構築に対する影響がほとんどありません。
狭い場所でも作業可能
使用機械がコンパクトで狭隘箇所においても施工が可能です。

適用箇所

適用箇所

  • 地下構造物、トンネル等の漏水箇所
  • コンクリート打ち継ぎ部
  • クラック発生部
  • セグメント継ぎ手部、ボルトボックス
  • SMW等連壁の漏水箇所
  • 立坑シートパイルからの漏水箇所

ジェットシール工法の事例

施工手順

施工手順