ステージ注入工法

ステージ注入工法

ステージ注入工法

ステージ注入工法は、中結~緩結性グラウトを用いて構築などの手前から奥へ、漸次各ステージ毎に注入を行う下降注入方式による低圧浸透注入工法です。軽量小型の削孔機やツールスを用いることから、狭隘箇所での作業が可能で、砂質土および砂層を介在する複雑な地盤などに対して効果的に注入を行う事ができます。


特長

狭隘箇所での施工が可能
小型の専用削孔機を用いることにより、従来のボーリングマシンが持ち込めないトンネル内や立坑内の比較的狭い場所での施工が可能です。
低圧浸透効果
中結~緩結性グラウトを用い、低速で注入することから低圧浸透効果が得られ、地盤隆起や周辺構造物への影響はほとんどありません。
各種の土層に対して対応可能
各種の土層に対して対応可能であり、特に締まった砂質土地盤や砂層を介在する複雑な地盤などへの効果が期待できます。
下降式注入方式
下降式注入方式でステージ毎に改良するため、注入効果(湧水状況等)を確認しながら施工できます。

適用箇所

特に、トンネルや立坑、既設構造物内など狭い場所での施工が可能であり、従来の注入工法と同様の適用箇所において施工することができます。

施工システム

施工手順(コンクリート壁の場合)